SHINY スタッフ紹介
長谷川 奈美
- ニックネーム
なみさん
- 趣味・特技
ディズニー大好き。 ドリー大好き❤。
- 入会のきっかけ
子供と経験した事を、同じ辛い思いでいる人のサポートにいかせたらと願い、入会いたしました。
初めまして、SHINYの理事、又、生徒の保護者でもあります。
私が今SHINYで活動しているきっかけは、先日二十歳を迎えた次男の存在です。息子は、小5の冬、体調不良での欠席から不登校になりました。小6前の春休み、友達からの心無い言葉に傷つき、徐々に人間不信になりました。中学になってからは、孤独感が強くなり、中2からは外出も出来ず、引きこもりとなってしまいました。昼夜逆転の日々が続き…そして、中学の卒業式当日。この日の出来事が、さらなる苦しい日々への大きな引き金となってしまいました。統合失調症の症状でもある幻聴幻覚は、さらに強くなっていき、TVのニュースでの事は、「全て自分のことを言っている。」「みんな敵だ信用できん。」と。高校生活を送ることが、困難となり、半期を休学。「どうして俺を産んだんや、こんな苦しい思いをするなら、産んでくれんかったらよかった。」と。彼との向き合いに限界を感じ、私一人の力ではもうダメと思いました。
そして、その時期に縁あって有川さんとの出会いとなったのです。その頃の彼は、髪は伸び放題、色白で細く、長袖のパーカーを被り、マスクをし、とにかく他人からの視線に触れない様に、様々な鎧を身にまとっていました。そして、彼の為に組まれたメンバーで、真剣で必死の向き合いが始まりました。
そして、H26年6月30日。有川家で行われた誕生日会に、彼とそして見守ってくれた多くの人がその会場にいました。怖かったと思います。ものすごい葛藤があったと思います。でもその日彼は、マスクこそかけていましたが、「素晴らしい青春時代を送りたい」とみんなの前で発表したのです。長い長い暗闇にひとすじの光がさした瞬間でした。あれから4年が経ちました。その間に、「自分と同じ思いをしている人を助けたい。」とのみんなの思いから「SHINY」がスタートしました彼もスタッフのみんなも、沢山の葛藤があり、悩んだり辛い思いをしたりして今日まで進んで来ました。
今も大変なことは沢山あります。でも、立ち止まった時に仲間が励ましてくれます。一緒になって、笑って、喜んでくれます。勇気が必要なその一歩を踏み出す時、背中を押してくれる仲間がいます。そんな中で彼は一歩ずつ確実に成長しています。「人の中で人は育つ。」SHINYはそういう場所です。一度、目にしてみて下さい。「SHINY」を。